ガンダム好きによるガンダム解説

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ガンダム試作2号機サイサリス(GP02)

今回の解説はガンダム試作2号機サイサリス(GP01)。

登場作品:0083スターダストメモリー
所属:連邦軍ジオン公国軍
全高:18.5m
重量:54.5t
全備重量:83t
パイロット:アナベル・ガトー
通称:サイサリス、GP02

概要
ガンダム試作2号機サイサリス(GP02)とは機動戦士ガンダム一年戦争集結~Z(ゼータ)ガンダムまでの期間を描くオリジナルビデオアニメーション作品(OVA)の0083スターダストメモリーに登場する悪人面ガンダムなのですよ。
ガンダム開発計画”で開発された全5体のガンダムのうちの一つ。他の機体に比べてややジオン要素が強く同計画で開発されたガンダムの中でも異色を放っているデザインなんだよね(これはジオン系の技術者が関わっていたから)
運用テストするからってトリトン基地にガンダム試作1号機ゼフィランスと共に運んで置いといたらアナベル・ガトーが「星の屑作戦で使うからちょーだい」とか言って奪っちゃったのだー!エエ(´д`)(*ガトーはそんなセリフ言ってないから)こうして主人公コウ・ウラキとの追いかけっこと戦闘を繰り広げたのさ。
元々はドム系のコンセプトを踏襲した強襲用の重モビルスーツとして開発された機体なんだけどこの機体の特徴は
“核”を積んでることなんだよね。その発射に耐えるために冷却機能付きのでっかいシールドや装甲に特殊コーティング、撃った後にすぐ離脱できるように大型のブースターユニットを装備しており
まさに本当の意味で世も末なガンダムなんだい。その核弾頭の威力は凄まじく、連邦軍の艦隊に甚大な被害を与えたのさ。そのシーンはやっぱり核なんて駄目だなって何度も見ても思うのさ。
でもサイサリスは核撃ったらビームサーベルとでっかいシールドと頭部のバルカンしか残らないんで本当に核を撃つに特化した機体なんだよね。
劇中では連邦軍トリトン基地から奪取されたあと、アナベル・ガトーが搭乗し、連邦軍の艦隊に甚大な被害を被り、星の屑作戦終了後にのこのこ帰ってたら追撃しに来たコウ・ウラキ乗るガンダム試作1号機(GP01)と遭遇し、死闘を繰り広げた後に相討ちで爆散したんだ。

武装
・アトミックバズーカ
その名の通り核を撃つでっかいバズーカ。砲身は取り外してシールドに収納可能。

ビームサーベル
腰に2基装備されている緑色のビーム刃を展開する格闘兵器。アトミックバズーカを撃ったらこれしか武器がないんで撃ったらとっとと逃げるのが吉だね。

・頭部バルカン砲
頭部に内蔵されているバルカン砲。威力は低く、自衛程度しか使えないけどアトミックバズーカを除くと唯一の射撃武装

ラジエーターシールド
液体窒素を用いる冷却装置を内蔵したぶ厚く、でかい盾。このシールドが壊れると収納しているバズーカの砲身やこのシールドの冷却機能が損傷する可能性があり、核攻撃が困難になっちまうのさ。
ガンダム試作1号機(GP01)との初戦ではシールドの冷却装置を壊されちゃったもんで撤退を余儀なくされたのさ。

・ビームバズーカ
核攻撃後のメイン武装として作られ使われる予定だったバズーカ。劇中では登場せず、他のフィギュアやゲーム等で登場するよ。

他にもビームライフルなどゲームに登場した装備が存在するんだい。

余談
ガンダム開発計画で開発されたガンダムには花の名前がコードネームとして付けられていて“サイサリス”はホオズキの属名“Physalis”から来ていて花言葉で「偽り」って意味なんだよ。でもねぇ、Physalisの英語の読みはピサリス。北欧でもフィサリス、ファイサリスって読み方で厳密にはサイサリスじゃないんだよね。まぁ、マイナーな単語らしいし自動翻訳ではサイサリスって読まれるから仕方ないと思うし、別に間違いでもないと思うんでこれまでどおりサイサリスって呼べば良いと思うよ。

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